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天道虫

秋の暖かいお日様に誘われて、どこからとも無く、天道虫が一匹(大きさは7,8ミり)ベランダの手すりを歩いていた。
部屋の中から見ていると、黒い小さな玉が動いているとしか見えない。何だろう?と思って出てみると、これは珍しい、黒地に赤の天道虫だった。

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    歩くのが早くて焦点がなかなか合わない。

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            今度は頭部と触覚、手足がはっきり見える。

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 天道虫といえば赤い色に黒の点々が多いが、これは珍しく黒に赤い点が四つ。

この種の天道虫に、この年齢になって初めて出会えたのは、幸運と言えようか。
子供の時から、みじかにあった天道虫は、赤に黒の水玉模様の天道虫ばかりだったと思う。

芋畑に近づくと葉を食べていた天道虫が、いっせいにパラパラと落ちて知らん顔をするのが面白かった。
あぶらむしなどを食べてくれるので益虫と言うことは知っていたが、名前の由来が、太陽に向かってとんで行くので「天道虫」とは知らなかった。

あの堅い甲羅の中にたたんでしまって在る羽を、飛び立つ時には素早くひろげて飛んでゆく。
今、その羽の仕組みを宇宙飛行の研究に役立てようとしているとか?
天道虫の出会いからいろいろと思いが広がった、お天気の良い一日でした。

歌碑を尋ねて吟行会

お天気を心配していたが、9時30分、大型バスで出発する頃には、からりと晴れてバスツアー日和となる。
和気藹々、総勢43名は夕張を目指して出発しました。
短歌を趣味とする人はほとんどが60歳以上で、このような行事に参加する方々は皆健康高齢者です。
そういう私、危なく数日前から風邪を引いて、病院の薬を飲みながら今日に備え、どうにか回復することができた。
出発から1時間半、バスは目的地夕張に到着、爽やかに晴れ上がった秋晴れの”滝之上公園”へと向かう滝之上公園10
もうこんなに紅葉してすっかり秋の風情の滝之上公園です。

落ち葉
苔の緑と落ち葉のくれない、真新しい今一番美しいコラボレーションです。

歌碑


 龍神の昇れるならむとどろきの峡の激湍紅葉の色    敏彦 

昭和56年10月16日 「北炭夕張炭鉱」はガス突出事故による鉱内の火災をとめるために、坑内に残された安否不明の93名の人々を残したまま水を注ぎ込んで火災を止めると言ういたましい事故があった。
その時の日々映し出されるテレビ放映をまざまざと思い出す。

この”龍神”の歌は新墾社の主宰、足立敏彦先生が詠まれた一首です。
「・・・・・今、夕張市は財政再生団体にされている。戦中戦後を国のために尽くした炭鉱がすべて閉山に追いやられたのは誰の所為か。夕張川の上流の渓谷で「竜泉峡」と呼ばれる奇岩を削る急流をみせる、その激湍はまさに震怒の響きであり、そして、色濃い紅葉は労働に身命を賭して亡くなった人々への鎮魂の炎である」との足立主宰のことば。

滝之上公園1
橋の上から見ると、その流れの凄さがよく分かる。ごうごうと音をたてて流れている。

滝之上公園3
あちらからも、こちらからも小さな滝が流れ落ちている。

滝之上公園4
河の両岸を眺めると、激しいながれにはわれ関せずとばかり、季節を秋へと誘って美しい景色を見せてくれる。
その昔、炭鉱が盛んな時代は、洗炭で黒い河となって流れていたと言う。

滝之上公園5
都会では味わえない、自然の移り変わりを肌で感じ、目で見て、美味しい空気をたくさん吸って公園を後にします。

滝之上公園2
当時の発電所の赤いレンガの建物が、夕張炭鉱の遺産のように佇んでいました。

さあ、今見て、感じた事柄を一首に纏めなければなりません。即詠です。公園のベンチを机にして短冊に書きました。
係りの人はそれぞれの短冊を集めて、歌会の会場”清水沢公民館”へ向かいます。30分程で着きました。
昼食の後、43首を一人一首づつ読み上げて披講、先生の講評とすべて終了させるという忙しさ。
普通の生活では経験できない早業を無事に終了して、帰宅の途に就きました。
お疲れ様でした、余裕のある方は?とお誘いの言葉に、もう限界とばかり皆さんにさよならして家路に着きました


夕張の龍神の歌碑揺らぎなきぬばたまの夜茜さす昼

  夕張の山峡なりき鎮魂の歌碑に地底の声ひびきくる

  龍神の血潮の滾りうつしよにまみえて眩し 紅葉相聞

 苔の道歩みて行けば滝の音 はじめまして龍神の歌碑

 もみじをばほほに当てつつ笑いつつ乙女は歌碑を見ずにすぎゆく

 「滝之上」の檄湍の音によみがえる ふく子、慶一、哲雄氏ら 嗚呼  
 
  岩をかむ早瀬はつねに淀まざり 歌碑にしみいる震怒のひびき

 龍神の隠れる峡に佇めば水の響きが身に谺する

43首の中から数首を載せてみました。

花は慰み (2)

一日に何回もベランダの花に目をやる。
朝カーテンを開いて見る、水は足りているかなーと思ってサンダルを履いて出る、明日はこの蕾が開くねーと声をかける。

ベランダ1

夏も終わりの頃ようやく工事も終わり気持ちが落ち着いた時に買った、真っ赤な”インパチェンス”。
ひとしきり咲き終って今、次つぎと蕾がふくらんでくる。
友達が挿して芽を出しなさいと下さった”ゼラニューム”モヤシ状態だったが、
鉢に植えて今は、まーるい蕾をつけはじめている。

お店の景品に頂いた”シクラメン”は花が終わってから、球根を楓の根元に転がしておいたら、何やらつんつんと芽のようなものが・・・。

ベランダ2

あわててシクラメン用の鉢を買ってきて植えたところ、つんつんがもう葉のかたちになって、つぎつぎと新しい芽が出ている。
だから止められないのです、ちゃんと応えてくれるのですもの、かわいいねー。
部屋に入れたいけれど寒い目にあわせないと、花芽が付かないというからじっと我慢して雪が降りそうになるまで待ちましょう。
何時もの年のシクラメンは夏の間乾燥して気が付いたらからからになっていたが、今年は2年目のシクラメンを咲かせられるかどうか?楽しみです。

花は慰み  (1)

今朝は少し早く目が覚めて、早々とゴミを出しに出る。
大きなゴミボックスの蓋を開けると、もうはやゴミ袋が沢山入っている。考えてみたら今日は資源ごみの日だから、夕べから既に出している人が居るんだ、などとひとり言をいいながら振り向いて植え込みに目をやると、ムラサキツユクサが朝露を光らせてパッと開いていた。

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これはチャンスとばかり、カメラを取りにもどる。
蘂に黄色の花粉、朝日に向かって呼びかけているようだ。この朝の時間にしか見せない生き生きとしたムラサキツユクサ。

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これはナミキ草、今まさに開こうとしている一瞬、こんな形をしているんだ、何に喩えたらよいだろう・・・・・思いつかないが何はともあれ自然の為せる技に敬服してしまう。


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今年のホトトギスは何といじらしいことか、夏の間シートに囲まれてお日様にも当たらず、それでもじっと命をつないで居ました。
秋が来て「さあ私の咲く季節よ」とばがりに咲いています。でも今年の背丈は20センチほど。来年を楽しみにしましょう。




数日後のナミキ草、花瓶に挿しておいたら咲きました。
野の花とは思えない、ムラサキの上品な色です。

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        この美しい姿何に喩えようか。


シニアネット文化祭

毎年行われている”札幌シニアネット文化祭”は、二日間に500名あまりの参加者を集め盛大に終了しました。
シニアネットは、社会に長年貢献してきた方々の集まりですから、それはそれは立派な文化祭です。
計画に始まり二日間にわたる開催日に向けての各クラブ、サークルの準備、展示、ステージ発表、バザー、喫茶などなど・・・・・。
年々新く入会される会員で、時代交代していく関係か?10年前に比べると少しづつ変化しているような感じかしました。

という私は名ばかり会員で見学するだけになってしまった。
やはりパソコンを主体として動いている会なので、日々の勉強が必要なのです。
そこで私の足は前に進まなくなってしまったのですね。意欲、気力、体力・・・
若さがどれだけ有り難いことかとつくづく思います。

参加は見るだけ参加に留まりましたが、会場の熱気は多分に吸収できました。
一日目だけの参加でしたが、以前習いたくて入っていたデジカメくらぶの作品には目を奪われました。
皆さん腕を磨いて只写すだけの写真ではありません、ずらりと展示されているのはプロ級の写真でした。

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このホウズキはどうなっているのでしょうか、写した方にお聞きしました。
丁寧に説明して下さいましたのに、あまり、と言うかぜんぜん理解が出来ない私です。

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この作品はPC絵画、つまりパソコンを使って描く絵画でパーツはカメラで写したものを使っているとの事、どうしたらこんな絵になるのでしょうか。

   ツバメ

この作品は象形文字で”つばくろ”だったかな?題がついていました。
ビロードの生地に、水彩絵の具で一気に描いたそうです。もともとは書道の先生ですが、足腰を痛められて書を止められ、それでも何かを表現したいと言う意欲を抑えられなくて「こんなことをして遊んでいます」とおっしゃっていました。
ビロウドなので光る為に背景が写りこんでしまいましたが、黄色い口ばしがかわいいですねー。

私たち人間の若さは年齢ではない、と確信させられましたが、やはりその反対、年齢には勝てないと甚く感じた文化祭でした。
プロフィール

Author:piroko
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ブログをはじめたのは平成12年10月。1933年生まれ
デジカメを片手に花を撮って歩くのが趣味でしたが、今では身のまわりの取材でお茶を濁しているつまらない「私日記」

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