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スマホのケース

納戸の隅の段ボールを開けてみると、いろいろな不用品に混じって、未完成のクロスステッチが出てきた。
何時ごろだったろう、体調不良の恵子さんに、励ましながら刺してもらったが未完成のままの作品。
その後完成することなく、段ボールにしまったまま20年近く経っている。
よく見ると針の目が所どころよろけているように見えて当時を思い出してしまった。

スマホケース1

何かを作ろうと考えた挙句、スマートホンのケースにと思いつき早速とりかかる。
スマホに合わせて、クロスステッチの柄が一番きれいに出るようにカット、裏にする布と合わせてしつけをする。
問題は” ミシン” しばらくぶりにお出ましのミシンは動くだろうか?

重たいミシンを持ち出して動かしてみると何とか行けそう。
はずみ車を右手で押さえながらゆっくりゆっくり、ようやく完成しました。

 スマホケース2

とりかかったのが夕食後、夢中になっていたので時間をわすれていた。
出来上がって時計を見ると、11時を指している。
何もかも忘れて、ミシンに熱中できたのは、恵子さんのあのつらい時期を乗り越えて来た現在があるから。

裏の模様もきれいに合いました。今度行ったときに恵子さんをびっくりさせてやりましょう。

P1180767 (2)

パンを焼きました

数日忙しい日が続いたがようやく落ち着いてパンを焼きました。
と言っても焼いてくれるのはホームベーカリー。

今朝目が覚めたのは4時、ぼんやり考えて朝食は何を食べるの?と自問自答。
今セットしておくと焼き立てが食べられると思い立ってベッドからはい出した。

まだはっきりと目が覚めていないのに、ホームベーカリーに材料をセットしてスイッチ オン。
4時間後には焼きあがり、朝食はこれでオーケーです。
もう1度ベッドに入って本を読んでいると、グッグッ ググッとパン生地を捏ねる音がしている。

6時になったがまだ外は薄暗くカーテンは開けられないけれど、電気をつけて、ストーブを付けて、起きてしまう。
早起きは何とやらというけれど、乱雑になっていた部屋の片付けなどしていると、パンの焼ける香りが漂ってきた。

丁度8時 ”焼けたよー” とブザーが鳴った。

パン1

少し冷ましてから切ってみると寝ぼけながらセットしたわりには良く焼けています。
牛乳とバター、それにレーズンも入れました。

パン2

一人で食べるのは少々寂しいけれど、有り合わせの材料で栄養のバランスはまあまあかな?
あったかいコーヒーを入れて、テレビを相手に いただきました。

新年歌会

例年のごとく”新墾社新年歌会”の日です。
数日前から当日の着物を出して整えておいたけれど、年々体の衰えとともにさっと着ることが出来なくなってきた。
でもセーターとズボンでと言うわけにもいかないので、去年の夏以来の和服です。
今年は日曜日でない日の歌会なので娘の車は当てにならず、タクシーでいきます。
先日の二の舞を踏まないように必要なお金だけを小さいお財布に入れてバッグに入れ呪文を唱えました。
15分くらいで会場へ、1時受付にまだ10分ほど、それぞれ新年の挨拶を交わして会場へ。

会場はロの字に並べられたテーブルに真新しいテーブルセンターがかけられ、総勢36名席に着きました。
5人の選者の先生が36首を等分に分けて時間内に全員に歌を披講して終わるようにとの説明があり、いよいよ
足立主宰の新年歌会のご挨拶で始まりました。

 あらたまの春の心音ききながら夫とたどり着く金婚の章

第1首目が読まれた  うわ~幸せに歌われているなー  と思っているといきなり指名の矢が飛んできた。
心の準備が整っていないうちに指名されたのでビックリ 思わず今思っていた通りの感想を言ってしまった。
そうして「”春の心音”がとても新春に相応しくしく”金婚の章”は人生の楽章を思わせて感心いたしました」などと口を滑って出てしまった。
中にはどう鑑賞してよいか難しい歌もあって、挙手をしての発言はなかなか勇気がいる。
1首の鑑賞の相違で意見が活発にやり取りされる場面もあり、時々時間オーバーする。そんな時には時間調整の係がストップウオッチで調整して、36首すべて時間通りに終了。
講評の時に足立主宰は「どこの会でも時間を厳しく守る約束をしてもなかなか守られない、今日の歌会は時間通りに終了出来たことは歌会の充実とともに誇れることです」と。

36首のうち、天, 地、人、と佳作3首が選ばれた。

 箱があり中に箱ありその中にまたも箱あり そっとしておく

 素粒子で卑弥呼の謎透視とふあな哀しほもさぴえんすの性

 薄雪の新年の樹のシマエナガ瞳に映す地球温暖化

佳作
 あらたまの春の心音ききながら夫とたどりつく金婚の章

 指十本ひらけぬまでに開きをり魚なる跡のありて慎む

 初雪は昼間と夜の寒暖に貌形するも賺してあゆむ


以上が選ばれました。

選ばれなかった私の歌

あらたまの年改めてうれしかり術後五年を吉事となさむ

新年歌会には私的なテーマの歌は相応しくないと思いつつ5年生存を果たした喜びを歌いたかった。

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歌会終了の次には記念撮影、別室に用意されている懇親会での会食

続いてお定まりのカラオケで喉に自信のある人たちの歌で賑わう。
この方は素晴らしいのどの持ち主、歌はシャンソン、曲は ”ユーレズミーアップ”
シャンソン歌手顔負けの熱傷でした。
みんなどこで練習するのだろう、と思って聞いてみると、NHKの文化教室、カラオケ、などなど。

戦後間もなく”ラジオ歌謡”がラジオから流れだした。アナウンサーが歌詞をゆっくりと読む、それを熱心に書き写す。
あの頃は名前をわすれてしまったけれど、歌曲の歌い手が主に歌っていたような気がする。
雪の降る街、桜貝の歌、水芭蕉、水車小屋の歌、などなどとても美しいメロデーだったなーと若かった頃を思い出してしまった。

晴れ着

 もう何年前になるだろう、長女の成人の日が近づいていたある日、近しくしていた奥様が「まだ振袖も買ってないの」と言って、我が家に呉服屋さんを連れてきた。
勧められるままに、振袖、帯、長襦袢、その他一式を買うことに決めてから値段を聞いてびっくり。
そばで一緒に見ていたおばあちゃんに「どうしょう」と言うと、おばあちゃんはいっそうびっくりして「あんたの好きにしなさい」とつれない返事。
そんな経緯があって誂えた振袖は、娘3人が成人する度に代わる代わる着て記念写真に納まっている。

 それっきり箪笥にしまわれたまま10年以上は過ぎただろうか。
そんなある日娘たちの従妹の成人式が近づいていた。姪に「古いけど見てみる?」と言って箪笥から暫くぶりにあの振袖を取り出して、広げて見てもらうと思いがけず気に入ってくれた。

あの時、清水の舞台から飛び降りる思いで買った晴れ着が、再び姪の成人式に着てもらえるとは、振袖も、私もこんなに嬉しいことはない。同じ振り袖姿が、それぞれに可愛い。

晴れ着2

晴れ着1

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13日は成人の日だった、年々振袖の色柄、着付け,髪型と変化して華やかになった。
これから大人になって生きていく成人を迎えた人々は、自分の国日本、そして世界、地球規模と今まで以上に大きな問題をはらんでいる未来に向かって生きて行くことになる。
”頑張ってねー” とエールを送らずにはいられない。

連休過ぎて

あのショックな出来事以来1週間、この1週間はめまぐるしく過ぎた。

連休を利用して恵子さんの携帯電話が古くなったので、新しい機種に変更するすることになり、其れを機会に帰省。
ドコモに一緒に行ってスマートホンにしてはと思ったが、電話とメールしか使わないと言ってけっきょく携帯電話にする。
新しくしたのに機種が同じなので代金は無料、少し大きくて見やすいと言って喜んでいる。
徐々に携帯電話はスマートホンに移行するそうだが、この機種だけはずーと残されるとのこと、ちょうど新しくして良かった。

次の日は二人でデパートまで出かけて暫くぶりにショッピング、もう冬物セールが始まっていて、ダウンコート、セーターなど新調した。
9階のレストランで暫くぶりの2人でのランチタイムでした。

ランチ

2人でクロスステッチをしている時間はなんとなく幸せな時間が流れていたが、何時もの独りの生活とは違い親子とはいえ気遣いが必要、食事もお風呂も如何に気まま勝手な生活をしていることかと思う。
恵子さんもそろそろ自分の暮らしが恋しくなったとみえて、今朝になって”もう帰るかなー”というので妹の車に3人乗って送って行く。

帰ってきてから、布団の片づけも掃除もせっせと娘がしてくれたので、コーヒーを淹れて2人でクッキーを食べた。

貝殻2

お正月のおせちに入っていた螺の殻が子どものころの海辺を懐かしく思い出させ、飾ってみる。
また独りの静かな生活にもどり、なんとなく安らかなような、寂しいような時間が流れだした。
プロフィール

piroko

Author:piroko
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1933年生まれ
デジカメを片手に花を撮って歩くのが趣味でしたが、今では身のまわりの取材でお茶を濁しているつまらない「私日記」

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