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新墾短歌会 (6月17日)

今日のお天気は曇り空で気温は18度、薄いコートを着て出かける。
出席者は25名、午後1時には全員集合する。
年齢は50代2名、60代5名、あとは70から80代、90歳の方も2名お元気に出席された。(うち男性7人)

90歳の女性と言いたいが、少しづつ衰えてゆくおばあちゃんがいて「私はあなたを盟友だと思っているんだからね、たのむよ!」と顔を見るたびに言う、わたしはその度に「ありがとう」と言っている。
しかし一月ごとに衰えが(おつむ)目に見えてきた。
元教師のそのおばあちゃんは「はいっ、今の意見はなかなかよろしいっ」と司会者を無視して元気な声を挙げるようになってきた。
耳も遠くなって、「もう少し大きな声でっ」と命令するので皆笑いながら「はいっ」と返事をしている。
それでも「わたしから短歌をとったら何が残るのさー」が口癖なので、しっかりとした短歌を詠んでいるのは皆が認めている。

同居している娘さんが「母がどうしても行くといって聞かないのでよろしくお願いします」と困り顔で送り迎えをしている。
会が終了後の懇親会が何よりの楽しみで、いつも隣同士の席に腰掛けていたのだが、今日は娘さんにきつく言われて、半べそをかいて無理やり連れられて帰った。
自分の行く末を見ているようで、とても辛い気持ちにさせ

懇親会はおしまいまで居ないで友達と連れ立って席を立ち、友達と別れた後外はまだ明るかった。
帰路の道端に咲いていた名前の分からない紫色の花が心なしか淋しい。

今日選ばれた歌

1 ワラビ採る手ざわり果無し女児殺しの惨に俄かに野面は暗む     

2 尋ほどにひろげし一樹男の胸のすずしさに僅か寄りてゐたりき

3 はつ夏の街に借景たのしみつ幸ふ国のセロ弾きのゴーシュ

4 初夏の雲と見紛う桐の花見上げればふとわれは旅人

5 羽衣とみまがふほどになびかせて白雲木の花房ゆるる

偶然に4,5の歌に「見紛う」「みまがふ」と字は違うが同じ言葉が使われている。
ちなみに5がわたしの拙作。


s-白雲木3


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piroko

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1933年生まれ
デジカメを片手に花を撮って歩くのが趣味でしたが、今では身のまわりの取材でお茶を濁しているつまらない「私日記」

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