FC2ブログ

73年は夢のよう

 浜茄子の砂浜かけて帰省する敗戦するとはつゆ知らぬ夏

 「敗戦」はプライドゆるさじ「終戦」とふつつましき比喩に依りかかりゐる

 戦中より 戦後 現在 一直線八十余年はかりそめならず


戦争が終わりを遂げたのは、旧制女学校一年生の夏だった。
1学期は授業を受けることなく、お父さんが出征した農家に今では死語となった「援農」に駆り出された。
夏休み、懐かしいわが家へ帰るバスは木炭バスと言って燃料は木炭、石油はすべて戦争のために使われる窮状だった。
バスが坂道にさしかかると、エンジンが、止まってバスが動かなくなる。乗客が皆おりてエンジンがかかるまで後押しをする。
こんなことを何度も繰り返す。わが家まではあと3キロほど、一刻も早く家に帰りたいその一心で海岸の砂浜を走って家に帰ったことが思い出される。
その時の砂浜には、浜茄子の花が何処までも続いていて美しかった。走って走って息が切れそうになりながら走った。

   s-八重のはまなす
                       イメージ

夏休みも終わろうとしていた8月15日、ラジオが「玉音を放送するので皆謹んで聞くように」と云っている。
天皇陛下の玉音放送は、ラジオの雑音に消されて、戦争が終わるのかどうなのか?が分からなかった。
田舎だったので、「戦争が終わったらしい」とはっきりと理解するまでには時間がかかったような記憶が残っている。

テレビもスマートホンも無い73年前、日本の国は貧しい貧しい発展途上国として「無」から復興、現在があるのです。
生まれた時のノモンハン事変に始って支那事変、大東亜戦争まで、子供の時は戦争の時代だった。
愚かな戦争は絶対に起こしてはならないのです。
現在の日本の周辺の危うい状態、国を司る人たち、しっかりと政治を行って下さい。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

piroko

Author:piroko
FC2ブログへようこそ!
1933年生まれ
デジカメを片手に花を撮って歩くのが趣味でしたが、今では身のまわりの取材でお茶を濁しているつまらない「私日記」

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
ブロとも一覧
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク